スワロウデイル・アンティークス

アンティーク家具、古道具全般、家具修復のスペシャリスト。お問い合わせはお気軽に

本年もありがとうございました

12月29日は午後6時まで今年最後の営業
新年は6日からになります

よろしくお願いいたします

新商品が入荷しています

金曜日、土曜日、日曜日は基本的に11時から18時まで通常営業しています

最新の情報はインスタグラムをご覧ください

8月の営業時間 変則営業になります

ちょっと異常に暑いので、8月のみ変則営業にしようと思います

営業日 金曜日 土曜日 日曜日

営業時間 15:00 〜 20:00

他の時間や曜日は工房作業等に当てさせていただきます

その代わりと言ってはなんですが

営業時間はお気兼ねなくゆっくりしていってください

昔、アンティーク夜話会というものを週一で持っていたことがありますが、そんなイメージで遊びにいらしてください

イギリスで買い付けたものの写真やなんやらもございますので

よろしくお願いいたします

青花の会骨董祭のお知らせと臨時休業のお知らせ

6月の9日(金)から11日(日)まで東京の神楽坂で開催される青花の会骨董祭に出展いたします

期間中は豪徳寺のお店はお休みさせていただきます

また、6月19日から30日の間、イギリス出張のため、やはりお店は臨時休業となります

お休みが多くなり申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします

青花の会|骨董祭2023
6月9・10・11日@√K Contemporary(神楽坂)
*9日は内覧会(青花会員及び御招待者・販売有)
https://www.kogei-seika.jp/seikafes/2023.html

出展……井上オリエンタルアート日本橋|大塚美術|花元|画室|加島美術|神 ひと ケモノ|工藝丹中|古童|古美術うまのほね|古美術川﨑|古美術京橋|古美術小林|古美術陣屋|古美術天宝堂|古美術肥後|古美術藤島|古美術三樹|古美術山法師|古美術28|四方堂|志村道具店|世田谷八木|草友舎|となりのトトや|中上|秦志伸|前坂晴天堂|利菴アーツコレクション|gallery uchiumi|IMADO|LAPIN ART|SEKIGAWA FINE ART|Swallowdale Antiques

スティックバック(ボウバックタイプ)ウィンザーチェア

写真をクリックすると拡大します

ずらりと並んだ背もたれのスティックが美しいウィンザーチェアです

座面のElm材以外は、高級なYew材が使われています

Yew独特の光沢と淡紅色がきれいです

これらの光沢と色合いは塗装によって得られるものではありません

良材と年月によるパティーナによるものです

Yew材の美しさを感じる部分です

左アーム付け根に古い金具による修理の跡があります

Yew材の特徴としてところどころ隙間が開いた部分がありますが、強度には問題ありません

座った感じはガチガチに硬いのではなく、若干ルーズに感じる柔らかさがあります

これも古い椅子にあることですが、現状で使っていただく方がオリジナルの状態を楽しめると思います

ぜひ実際に座ってお試しください

不具合が生じた場合には修復も可能です

ウィンザーチェア

テームズバレーエリア

1800年代初頭

W57 x D60 x H95 cm

座面の高さ 38cm (若干低いです)

SOLD   お問い合わせ商品番号 J1-16

イギリスから新入荷品が届いております

まだまだ、店内ごちゃついておりますが、ご覧いただけます
むしろ整理前の方が色々お楽しみいただけるかもしれません

クラケット スツール


(写真をクリックで拡大)

以前にもどこかで書いたと思いますが、クラケット (cracket) と呼ばれるスツールです
イギリス北東部のオリジナルと言われ、一説には炭坑夫が作業中に愛用したことから広まったと言いいます
またイギリスの口語でいう、おしゃべりの事を crack という事から、集まっておしゃべりをするのに使われたスツールのことをcracket (stool)と呼ぶようになったという説もあります。

シンプルな構造ですから、同様の形はあちらこちらで見られますし、日本でも同じようなスツールがありますね。

こちらはイギリスの19世紀ごろのものと思われます

W38 D16.5 H26 cm

8月20日土曜日臨時休業のお知らせ

誠に勝手ながら8月20日の土曜日は、所要によりお店の営業を休ませていただきます

よろしくお願いいたします

最近の店内から

連日猛暑が続きます

当店のギャラリーは壁が二重になっていることもあって外気温の影響をあまり受けません

エアコンも効きすぎるぐらいです

前室の工房がとても暑いのでサーキュレーターで風を送っています

ギャラリーはちょっとした別世界ですね

どうぞ涼みがてらお立ち寄りください

クリセットタイプの椅子

在庫の未修復の椅子を手入れしました

元の素朴な印象を大事にやり過ぎないようにクリーニングとピーズワックスに留めました

背もたれの下の横バーが斜めなのが面白いですよね

左の差し込み穴がずれたのでしょうか

背もたれのデザインからスピンドルバック・チェアとも呼ばれるタイプです

クリセットファミリーはイギリス中西部の有名な工房で、ここのデザインが地域の他の工房にも影響を与えました

そのため、このような椅子はクリセットタイプと呼ばれます

本家、クリセットファミリーの工房のものはスタンプマークがあるのが普通で、こちらはそれがありません

座面の構造が独特なのも、このエリアの特徴です

お問合せ商品番号 C1-26

開店20周年特別提供品第三弾

今回はこちらのウィンザーアームチェアになります

背もたれのデザインが前回のものと若干異なりますが、基本は同じホイールバックと言われる、車輪を元にした形です。

前回のはスポークがあるようなデザインでしたが、こちらはそれがないタイプです。

現代風に言えばディスクホイール系でしょうか

おそらくロンドン西方のテームズバレー上流域のあたりで作られたものでしょう

時代も同じく19世紀です

エルム材の座面は幅も充分で、低めの高さも相まってゆったりした感じです

ちなみに座面の高さは40cmほどです

修理の必要なところも無く、コンディションの良い椅子です

原価に近いお値段でご提供するのが、だんだん惜しくなってきました 笑

ご売約済み Sold

Windsor chair 商品番号 E1-27

W54 x D50 x H87cm

座面高40cm

開店20周年特別提供品第二弾

こちらも19世紀のウィンザーチェアです

背もたれのデザインからホイールバックと呼ばれるタイプです

まさにその部分にダメージがあり仕入れをためらったのですが、素晴らしいパティーナに魅かれたのとある修復法を試してみたく入手しました

この部分です。クラックが入り強度がなく欠けもあります

しかし、なんとも言えない味があり作り直すのは勿体無い

そこで裏側から同じ形に切り出した当て木を全体の2/3ほどに接着し補強しました

以前別の場所でこの修復方法を見た事がありなかなかスマートだなと思ったので取り入れてみました

表からは全くわかりません

この椅子は相当愛されて使い続けられていたようで、右前側の脚も別のものに交換されています

よく見ないとわかりませんが、若干形状が異なります

おそらく別の椅子のパーツだったものを再利用したのだと思います

こういう直しのある椅子の場合、オリジナリティの点から問題と思われる方もいらっしゃるでしょう

しかし、古い椅子の場合直しのないものの方が稀で、直しながら大事にされてきたからこそ現存するわけです

美術館などには無修復の工芸品が飾られていますが、それらはある時点で生活史から切り離されたものです

長い事使い続けられ、これからも末長くご愛用いただけるようなものこそ価値があると考えます

さらにディテール写真をどうぞ (写真はクリックで拡大します、このページに戻るときはブラウザの戻るボタンでお願いします。)

こちらは前述のようにとても愛着のある品です

しかしやはり思い切って特別価格の10万円でご提供いたします

サイズ W50cm x D53cm x H85cm 座面の高さ41cm

座面が若干低めですが柔らかい曲面がお尻にフィットして、とても座り心地が良いです

Sold ご売約済み