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修復の終わったテーブルです
ちなみに、右端の写真が修復前の状態
天板が3枚に割れ、水をかぶって真っ白になっています
脚もがたがたでした
それらを直し、天板は塗り直しています。
なぜこんな状態のテーブルを買ったかと言いいますと、めったにない古い時代のものであることが木材を触っただけでわかったからです。
修復後の天板のクローズアップを見てください、真ん中の写真です
ちょっと写真では分かりにくいかもしれませんが、全体に板が細かく波打っています。
これは削りむらではなく、材木が乾燥するにしたがって自然にでてきたうねりだと思われます。オーク材特有の虎斑が見えますが、このような材木は木の密度にむらがありますので、時間が経って木材が固く締まって来る時に、このようなうねりを生じるものなのでしょう。
最初に手で触った時に密度の高さと、このうねりを感じたと言う訳です。
持ち上げてみますと、この大きさにしては重いことが実感できます。
再仕上げを施せば、古くて固い材料は素晴らしい光沢が復活します。
写真では水を打ったような艶が再現できないのが残念です。
サイズは 直径58.5〜59.5cm 高さ67cm