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View this post on Instagram ヨークシャー地方スタイルのウィンザーチェアですが、同じ19世紀ごろの椅子と比べても木味が抜群に良いです。詳細に見てみると、そこかしこに職人の手の跡が残っています。面取りは均一ではないし、鑿の削り跡がデコボコしてたりします。思うにこういう手の痕跡が味を生み出しているのではないでしょうか。同じ19世紀でも量産システムが高度に進む以前のウィンザーなのでしょうか。そう思ってみると全てのスティックは座面を貫通しており手抜きがありません。またこの作り方は角度出しが難しいのですが、その事がかえって面白い歪みを生み出しています。 このような19世紀のスプラットタイプのウィンザーはそれ以前のもっとシンプルなデザインの物に比べて人気も今ひとつなのですが、お値段もお手頃ですし、もっと注目されても良いのではと思ったりします。 Koh Murotaさん(@swallowdale_antiques)がシェアした投稿 – 2019年 1月月19日午後7時52分PST
ヨークシャー地方スタイルのウィンザーチェアですが、同じ19世紀ごろの椅子と比べても木味が抜群に良いです。詳細に見てみると、そこかしこに職人の手の跡が残っています。面取りは均一ではないし、鑿の削り跡がデコボコしてたりします。思うにこういう手の痕跡が味を生み出しているのではないでしょうか。同じ19世紀でも量産システムが高度に進む以前のウィンザーなのでしょうか。そう思ってみると全てのスティックは座面を貫通しており手抜きがありません。またこの作り方は角度出しが難しいのですが、その事がかえって面白い歪みを生み出しています。 このような19世紀のスプラットタイプのウィンザーはそれ以前のもっとシンプルなデザインの物に比べて人気も今ひとつなのですが、お値段もお手頃ですし、もっと注目されても良いのではと思ったりします。
Koh Murotaさん(@swallowdale_antiques)がシェアした投稿 – 2019年 1月月19日午後7時52分PST
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