アンティーク家具、古道具全般、家具修復のスペシャリスト。お問い合わせはお気軽に
素材はyew (西洋イチイ)とelm (エルム)になります
買いそびれて残念と思っていた方、よろしくお願いいたします
追記: おかげさまで売約となりました
SOLD
これほど、はっきりわかるマークばかりではなくて、イニシャルだけというのも多いのですが、それでも参考にはなります。
写真の左右をクリックしていただくと他の写真が見られます
ウィンザーチェア特集、ご好評をいただいています
今日は、その中の一脚をご紹介します
Yewというのは以前にもご紹介しましたが、西洋イチイの木ですが、ウィンザーチェアによく使われる高級材です。
淡紅色の滑らかで美しい木肌が特徴です。
この椅子は、その木を脚にまで惜しみなく使用して作られています。
小ぶりな大きさもあって、ウィンザーの中ではちょっと可愛い印象の椅子になっています
今回のウェールズの家具特集、おかげさまで大変好評をいただいております
暇を見て、一つずつご紹介していきますね
売れてしまった商品も多いのですが、期間中は引き続き展示させていただいております
こちらの椅子も売約となっております
なかなかお目にかけることも難しい逸品ですので、お時間ありましたら是非見にいらしてください
詳しい情報はギャラリーのこちらをご覧ください
他にも色々な商品が入荷しておりますので、よろしくお願いします
Instagramでお知らせのように、明日7月1日(土)は長野県信濃美術館に出張のため、お店の営業は臨時休業とさせていただきます。
直前のお知らせで申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。
なお日曜日は通常どおり営業いたします
上の三枚の写真は同じ椅子です
最後の写真のように真っ白に塗られていたものを、一番上のペイントだけ慎重に剥がしてオリジナルの古いペイントを復活させたものです。
ここまで何層もの古いペイントが広く残っている椅子は非常に珍しいと思います。
特に座面は擦り切れて木目があらわになっていることが普通なのですが、上掛けされた白いペイントが幸いして古い層が保護されていたのでしょうか。
味もそっけもないひどい白塗りですが、そのおかげでオリジナル度の高い状態が残されたのですから、塗った人には感謝しなくてはなりませんね。
とはいえ、この状態を再現するのは非常に時間がかかりました。
薬品で一気に剥がしたら全部台無しになってしまいますし、やすりがけも難しいです。
結局こういう場合はイギリスではドライスクレイプと言われるやり方をとります。
簡単に言えば金属のへらのようなもので、ちょっとずつ上層を剥ぎ落としていくのです。
このやり方は美術品修復などでも行われる方法ですが、神経を使う作業です。
しかし、こんなに美しい仕上がりになるのですから、辛いというよりはとても楽しい作業でした。
他の仕事が終わった夜間に、一人でカリカリと没頭していました
はたから見たら暗い人ですね
この椅子は青花の会骨董祭初日のおすすめ品となりますが、前日のプレビューから展示いたします
二日目のおすすめ品もすでに、青花の会のFacebookページに紹介されていますが、こちらでも後ほどお見せしますね。
青花の会骨董祭
■日時
6月 9日(金)17−20時 *内覧会(青花会員および御招待者のみ)
6月10日(土)11−19時 *企画展「骨董と私」は13時より
6月11日(日)11−18時
■会場
①la kagu 2F soko 東京都新宿区矢来町67-2F ⇦当店はこちらにおります
②AYUMI GALLERY 東京都新宿区矢来町114
③AYUMI GALLERY CAVE 東京都新宿区矢来町114-B2
④セッションハウス・ガーデン 東京都新宿区矢来町158-2F
⑤セッションハウス・スタジオ 東京都新宿区矢来町158-B1
⑥工芸青花 東京都新宿区横寺町31-13 一水寮内
■入場料
1000円(出展者紹介・対談記事等掲載の小冊子付き)
・2日間共通+6会場共通(各会場の受付で御提示下さい)
・青花の会員は無料です(当日、会員証を御提示下さい)
・入場券は会場①−⑤の入口で10日の午前11時より販売します