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こんな風に座面を張りますという張りかけの状態をお見せするために準備した椅子なのですが、そのまま展示中です。
きっちり張り直すためには座面のベースを少々直さないといけないという事もあります。
ラッシュの張替えも自分のところの商品だけやっていましたが、少量でしたらお客様の持ち込みでも対応できますのでご相談ください。
使う材料は生のラッシュではなく、ツイステッドと言いまして、あらかじめ撚り合わせて製品化したものをイギリスから仕入れて使っています。
ですので、表面は通常の見た目と変わりありませんが、裏側は違って見えます。
と言いますのは、通常撚りをかけながら編む場合には裏面は捻らずストレートに持っていくやり方をするものなので見た目が少々異なります。
その他にもラッシュの太さとか細かいテクニックの違いがありまして、完全に同じようにはできませんので、ご承知ください。
この椅子は以前にもご紹介していてギャラリーにも載せてあります。(ギャラリーのページはこちらです)
インスタグラムのコメント中にありますように、作られた村まで資料に載っていたという珍しい椅子です。
資料の名前をもう一度ここに書きますと。
Antique Collectors’ Club刊行 David Knell著 ’ENGLISH COUNTRY FURNITURE 1500-1900′
関連ページは305ページにあります
Antique Collectors’ Club の本はどれも重要な本が多く、うちにも何冊かあって常に参照しています
いつかゆっくり通読したいのですが、なかなか難しいですね。
お店の外周り、主に1階のテラスを模様替え中です
写真の横の矢印をクリックすると他の写真が見られます。
このところ、来月のイベントの準備やら修理やらで慌ただしく、なかなか捗りませんが、何かを変えるとまた別のことを思いついて試してみたりと仕事がどんどん増えます。
それも楽しいのですが、結構いろいろとっちらかっています。
落ち着くのはもう少し時間がかかりそうです
例年、連休中のお店は暇なことがほとんどで、前回のポストには遊びに来てくださいと強調したぐらいですが、今年は久しぶりの方、普段いらっしゃらないようなお客様や、散歩中の方などにお立ち寄りいただき、おかげさまで寂しさを感じず楽しく仕事をさせていただいております。ありがとうございます。
今日を入れましてあと二日、土日のみとなりましたが引き続きよろしくお願い申し上げます。
写真の美しいラダーバックチェア、美しいと書きましたが仕入れた直後は足の長さが不揃いだったり汚れが残ったままと、お世辞にも綺麗とは言えない状態でした。短くなった足はちょっと木を足し、歪みを直しながら木組みを固定して、クリーニングをしたら、とてもシャキッと凛々しい姿になりました。
まあ、もともとイギリスで見出した時に「これぞ出会いたかったカントリーチェア」と小躍りしたぐらいお気に入りだったわけですけど。
よろしければギャラリーのこちらをご覧ください。もっと写真があります。
ここにあげた写真は色が少し実際より濃いように思います。ギャラリーで何枚か見ていただくと実際の色がわかりやすいかと思います。
追記 御売約いただきました
今日は本当に穏やかな日です
窓やドアを開け放して営業しています
写真の椅子は4脚セットになります。
最近ご紹介した椅子と似ていますが、どちらもイギリスの工房クリセットファミリーの系統の椅子ですね。
小さいワークベンチになんとなく風合いのマッチするブリキ缶を乗せてみました。
詳細は各リンクからどうぞ
クリセットタイプの椅子 詳細はこちら
ミニワークベンチ 詳細はこちら
取っ手付きのブリキ缶 詳細はこちら
そろそろ桜も終わりですね
スワロウデイルの庭では山吹が咲き始めました
蕾が膨らみ始めたと思ったら、もう翌日は満開でした
この季節、一斉に花が咲き始めますね
写真のステップラダーをギャラリーにアップしました
よろしければ詳細はこちらから、ご覧ください
桜が見頃なのに冷たい雨が降っていますね
もっとも、雨の桜も嫌いじゃないです。浮かれすぎてない感じがかえって好ましく感じたり。
今日の一枚は、ちょっとセッティングしてみました
特にテーマはないですけど、玄関ホールの一角みたいな
下に転がっているのは、ふくらはぎに巻く革製のゲートルです
お値段はペアで1万円
お店に入ってすぐ左の壁の現在です
左 Ladder back chair
詳細はギャラリーのこちら
中 Coaching table
詳細ページはこちら
右 Hoop back Windsor chair
詳細はこちら。
Coaching tableは先ほどギャラリーにアップしたばかり、クリケットテーブル同様入手しにくいアイテムですね。ウィンザーは少し前に紹介しましたが、あれからクリーニングをしてスッキリしました。
ところで、たまにアンティークの家具を買ってもどう自分の家に置いたら良いかわからない、とか、新しい家に置いても合わないのではないかというご相談を受けることがあります。個人的にはアンティークということに囚われず自由な感覚で楽しんでいただければよろしいのではないかと思います。例えば、こんな風にテーブルと椅子が一脚、お部屋の一角にあるだけでも楽しい雰囲気にならないでしょうか?
イギリスの街を歩いていると、とても新しいものと何百年も前の建物が何の違和感もなく風景に溶け込んでいるのをよく見ます。でも、イギリスには昔から一貫した何か伝統精神のようなものがあるから成立しているのであって日本とは違うとおっしゃるかもしれません。
しかし、ご自宅にあるものだって、ご自分の趣味や人生を反映したものでしょう?そこに、とても良いと感じたお気に入りのアンティークが加わってもきっと徐々になじんでいくはずではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
今日も天気が良かったので店内の写真です
ギャラリーの詳細記事に書いていますが、真ん中のカバードは小さい割にどっしりしたやつです。
現地でこれを運んでいて腰を痛めたぐらいです。 両側の椅子は17世紀スタイルの古い椅子ですが、なかなか似合っています。
素朴でいい味出していますよね。
カバードの詳細はこちらからギャラリーのページへどうぞ
左はバックスツールとも呼ばれる古い様式の椅子 詳細はこちらをどうぞ
右も似た形式ですが、こちらはパネルバックタイプですね、詳細はこちら
イギリスのカントリーオークなどを扱うお店では定番の風景ですが、日本ではウィンザーチェアなどと比べると人気がないですね。その分、お買い得になっています。
壁にぶら下がっている椅子は時々入れ替わっています
現状はこんな感じです
それぞれのギャラリー紹介記事は詳細ページのリンクをクリックしてください
左 スピンドルバック・カントリーチェア 詳細ページ
中 スクロールバック・チェイルドチェア 詳細ページ
右 イーストサセックスの椅子 詳細ページ
椅子は基本的な形は一緒なのにいろんなデザインがあって面白いですね
右の椅子は以前も紹介しましたが結構珍しいものですね
カントリーチェアならではの地域的な特徴がよく出ています