スリップウェアのジャグ

イギリスはデボンシャーで作られていたジャグです

デボンシャーの、閉店するために片付け中のウェアハウスで掘り出して来たものです。

同地の北部、トー川(River Taw)の河口に近い町で作られていた素朴なスリップウェアです。

その町の名をFremingtonと言いますが、すぐ近くにBidefordという町があり、そこの波止場にたつマーケットでサイダーなどを売るのに使われていたもののようです。現代ではプラスチックのボトルに取って代わられていて使われる事は無いのですが、昔はありふれた生活雑器だったようです。

右の写真
Fremingtonよりひとつ上流の町であるBarnstapleのあたりのトー川。
この時は干潮だったので水があまり無く、あちこちに船が着床していましたがなかなか大きい川です。
かつては経済的にも、軍事的にも重要な川だったようです。

デボンシャーは陶芸の盛んだった地方で、スリップウェアで有名なフィッシュリー一族もここで活躍しました。

Fremington Slipware Jug

高さ21.5cm 把手を含まない直径16cmほど

SOLD　　　　　お問合せ番号　B1-39

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