バードケージ・ティーテーブル

古いイギリスのティーテーブル

タイトルのバードケージは何の事かと思われるかもしれません

その由来はテーブルと脚部分を繋ぐ部分の独特の形状から来ています

それが中央の写真です
鳥かごというには柱が４本しかありませんが、一応ここが鳥かごです
天板はここに止められていて、傾けることができるようになっています
いわゆるチルトタイプのテーブルです
楔を抜くと天板を外すことができます

このテーブルの一番の魅力は天板の木目です。

オークならではのいわゆる虎斑が高く浮き出て立体的な景色を生み出しています
これは度々ご説明しているように、木材の収縮によって木の密度のむらにより生じたものでしょう。
何度も擦られて柔らかいところが磨り減ったという要素も考えられますが、多分収縮による原因の方が大きいと思われます。

実際、本来は真円であったと思われる天板は、木目と直角方向で２cmも短い楕円になっています。
（木材はこの方向に多く縮みます）

Birdcage Tea Table
イギリス　オーク材
直径69cm（最大）x H 68 cm

SOLD          A1-96

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