フランスのプリミティブな家具　ペトラン

フランス語で petrin
英語で　dough bin あるいは　kneading trough

もともとは、パンの生地をこねる為のものだったようです
その後この形が家具のデザインとして定着して、より装飾的なものが作られるようになり、居室に置いて飾られ，収納になったりサイドボードとして使われたりするようになっていくようです。
焼いたパンを貯蔵したりといった使い方もされます

この家具は実際に使われていたらしく、表面が粉を吸い込んだような木味になっています。
あるいは小麦粉を入れておくのに使われたのかもしれません

それにしてもこの蓋の木味のすごい事

やはりこの上で何か作業をしていたのでしょう，手で磨かれたような鈍い艶がいい味です
荒々しい木目の暴れもプリミティブな家具の魅力ですね

SOLD