スティックバックの椅子

シンプルな棒状の背もたれが特徴
エルム（楡）の座面がワイルドな木目を見せています

古い椅子で面白いのは，背もたれの擦れ跡が左右で一様でないものが多いところです。この椅子も向かって右側の方がより擦れて白っぽくなっています。座る人の癖なんでしょうね、アームチェアなどですと背もたれ全体が片側に歪んでいることもあります。必ずしも木の収縮による歪みが原因とばかりは言えないようでした。

脚を組んで斜めに座る人が多いのかもしれませんが、おそらく整体的にはよろしくない習慣なのでしょう。自分もついつい脚を組んでしまうので，かなり体歪んでいるはずです。

話がそれましたが、シンプルな中にも味わいのある雰囲気の椅子です。軽やかなかんじは女性のお部屋にもお似合いでしょう。

Stick-back Side Chair
高さ84cm 幅41cm 奥行き43cm
座面までの高さ　およそ43cm

SOLD　　ZH109