スピンドルバックの椅子

背もたれの飾りが糸巻き状なのでスピンドルバックと呼ばれるタイプの椅子です。

前脚上部のデザインが特徴的で、一回斜めに外に膨らんでから下に脚が伸びています。
このあたりの特徴からイングランド北部地方おもにランカシャーやチェシャーあたりで多く作られたタイプと思われます。仕入もそのあたりですので、いわゆるご当地ものですね。

面白いデザインですが、真っすぐの脚に比べて安定感とボリュームが感じられます。
脚そのものは殆ど真っすぐなのですが、下部のパッドフットと相まって曲線的な印象にもなりますね。

この椅子は４脚セットのうちのひとつですが、４脚それぞれが若干サイズに違いがありますので、元々同時に作られたのではないかもしれません。他にも同タイプでバラ売りのものが別に２脚あります。

Spindle back Chair 4脚セット
アッシュ材　1800年代中期頃
イングランド北部地方

高さ95cm　幅47cm 奥行40cm
座面高45cm　　（サイズにばらつき有り）

他にシングルチェア有り　30,000円から

商品番号ZH42