ウェストカントリー・ウィンザーアームチェア

オリジナルコンディションの珍しい椅子です

ウェスト・カントリーというのはイギリスの南西部を指します

だいたいSomerset , Devon , Cornwallのあたりです

こちらの椅子は他の地域のものにはない特徴がありますので、まず間違いなくその辺りで作られたものでしょう。

下に行くに従って太くなるテーパーの付いた脚に、egg & reelと呼ばれる装飾

座面の奥行きは浅く、材質はウィンザーによく使われるElmではなくSycamore材

全体に緑色のオリジナルペイントが残っています

背もたれの棒材(spindle)は、一本ずつシェーピングナイフで削り出されたものなので味があります。この辺りも轆轤で碾いて作る一般的なウィンザーと異なります。

スピンドルは上部まで貫通しており、一本ずつ木栓で固定されています

これらすべてが、イギリス南西部の椅子の特徴を示しています

ペイントも含めオリジナルの状態で、このコンディションは素晴らしいと思います

そして何より、この何とも言えない枯れた素朴な感じ。

写真では十分に伝わらないかもしれないのが残念です

１８００年代の初頭のものと思われます

この椅子にご興味のある方は、直接お問い合わせください

ウェストカントリー・ウィンザーチェア
SOLD                           お問合せ番号　　B1-4
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