スワロウデイル・アンティークス

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カントリー・チッペンデールチェア

チッペンデール デザインの影響を受けたイーストアングリア地方のカントリーチェアです

ところで、我々日本人と違いヨーロッパの人たちは木が腐るというイメージをあまり持っていないようです。

湿気の多いところに置いた木材は、腐ったり虫が喰ったりしてボロボロになってしまう気がしますよね。

アンティークの買い付けでイギリスやフランスに行くようになって感じたのは、良い具合に風化したまま使い続けられている家具の多さでした。

日本だったら虫食いが始まったら最後というイメージがあるのですが、それが途中で止まっていたり、雨ざらしになって放置されていたような感じの家具が、結構強度を保っていたりします。

もちろん、大丈夫だろうと思って買ってきた家具が、修復で分解してみたら、やはり強度不足でダメでしたということもあるので厄介なのですけども。

この椅子は傷みの激しさの割には、まだまだ力強さをその存在感に宿している気がして仕入れました。

二枚目の写真は、ストレッチャーの部分ですが、ここまできていてもまだ十分な強度があります
足をかけたりして傷んだ部分は取れちゃったのでしょうね

虫穴には殺菌と木の組織強化を兼ねて専用樹脂を注入しました。

座面はエルム材です。本来座面の周囲には木の飾り縁があったはずですが無くなっています。
また、元は肘掛けがあったようですが、それも無くなっています。

今回は現状をありのまま保存することにして、無くなったパーツの復元はしていませんし、使用に支障のないところは穴埋めなどもしていません。

およそ200年、生き残ったこの形を良しとしたいと思ったのです。

もちろん、実用に耐えるように、分解して、膠で再接着。洗ってから簡単に軽く再仕上げ。

ほぞ組みもすべて健全でしたので、普通にお使いになるぶんには十分な強度があると思いますが、古い家具であるということはお忘れなく。

Country Chippendale Chair

18世紀末から19世紀初頃 イギリス
エルム材 及び フルーツウッド

W490 x D470 x H900 mm 座面高410mm
SOLD   お問合せ番号 ZH95
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