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この投稿をInstagramで見る ゴシックウィンザーと呼ばれるスタイルの椅子です。ゴシックといっても12世紀頃に主流であった建築様式の時代ではなく、18世紀中頃から始まったゴシックリバイバル様式の建築に伴ってデザインされたものです。その頃に作られたゴシックウィンザーはウィンザーチェアの王様とも呼ばれ、YewやElmと言った高級材をふんだんに使い精緻なデザインが施されました。この椅子はもっと後期に作られたもので、材もアッシュなど一般的なものが使われています。とはいえ、背凭れや座面の形状などディテールに至るまでゴシックウィンザーの様式に忠実にのっとって作られており、なんら見劣りはしません。ただ一つ一般的なゴシックスタイルでは背凭れのトップが尖ったゴシックアーチ風のデザインになっているのですが、これは弓状の丸い形状になっています。研究書などを調べてみましたら、これは18世紀の時代にも、非常に珍しいが最初から存在したデザインだそうで納得しました。 こちらは青花の会骨董祭に出品いたしますので、よろしくお願いいたします。 @seika_fes #青花の会骨董祭 #countrychair #regionalchair #antiquedealer #tokyo #gotokuji #アンティーク #豪徳寺 Koh Murotaさん(@swallowdale_antiques)がシェアした投稿 – 2019年 5月月24日午後11時10分PDT
ゴシックウィンザーと呼ばれるスタイルの椅子です。ゴシックといっても12世紀頃に主流であった建築様式の時代ではなく、18世紀中頃から始まったゴシックリバイバル様式の建築に伴ってデザインされたものです。その頃に作られたゴシックウィンザーはウィンザーチェアの王様とも呼ばれ、YewやElmと言った高級材をふんだんに使い精緻なデザインが施されました。この椅子はもっと後期に作られたもので、材もアッシュなど一般的なものが使われています。とはいえ、背凭れや座面の形状などディテールに至るまでゴシックウィンザーの様式に忠実にのっとって作られており、なんら見劣りはしません。ただ一つ一般的なゴシックスタイルでは背凭れのトップが尖ったゴシックアーチ風のデザインになっているのですが、これは弓状の丸い形状になっています。研究書などを調べてみましたら、これは18世紀の時代にも、非常に珍しいが最初から存在したデザインだそうで納得しました。 こちらは青花の会骨董祭に出品いたしますので、よろしくお願いいたします。 @seika_fes #青花の会骨董祭 #countrychair #regionalchair #antiquedealer #tokyo #gotokuji #アンティーク #豪徳寺
Koh Murotaさん(@swallowdale_antiques)がシェアした投稿 – 2019年 5月月24日午後11時10分PDT
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