スワロウデイル・アンティークス

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from workshop

青花の会 骨董祭2017

2017年5月24日

家具を分解修理するといろんな事が分かって面白いです。この椅子の場合ジョイントの隙間にグリーンのペイントが残っていました。おそらくオリジナルの色でしょう。次にジョイントの緩みを止める為か釘が打ち込まれています。釘の形態から、これがおそらく1800年初頭ごろ。そして釘穴が貫通していないスティックが有るので交換された部材があるという事がわかりますが、外見からは全く見分けがつきません。最後の修理からもかなりの時間が経っていることがわかります。そして、この時におそらく仕上げを直しています。 実は椅子の、明らかに非常に古い時代のスタイルとぱっと見の印象が若干ずれて感じる事が最大の謎でしたが解消しました。おそらく200年ぐらい前に最初の修理がされて後、また50年から100年ぐらい経過してから手を入れたのでしょう。今回また僕が仕上げには手を入れず一度分解して膠で再組み立てしたわけです。古い家具はこうして必ずメンテナンスを受けながら使い続けられてきたのですね。 この椅子の全貌は、6月9日、10日、11日に開かれる青花の会骨董市でお披露目いたします。(9日は会員様などのプレビューのみ) よろしくお願いいたします

Koh Murotaさん(@swallowdale_antiques)がシェアした投稿 –

今年も神楽坂で開かれる「青花の会 骨董祭」に出させていただくことになりました。
すでに各出品者のおすすめ品などが、Facebook ページなどで紹介されております。
当店の1日目のおすすめ品も掲載いただいています

上のInstagramの投稿の中で触れている椅子は、実は2日目(最終日11日)のおすすめ品です
内覧会や初日ではお見せできないのでご承知ください

現在、骨董祭に向けて慌ただしく準備をしていますが、修復が間に合わないものも出てきそうな気配になってきました。
ずいぶん前から準備を始めていたのですが、結局いつものよう直前までバタバタしそうです。
ものによっては、ご購入希望の方とご相談してから修復を検討した方が良いものありますけどね(修復しない方が良いという選択肢もあり)。

何にしろ楽しみなイベントです

■日時
6月 9日(金)17−20時 *内覧会(青花会員および御招待者のみ)
6月10日(土)11−19時 *企画展「骨董と私」は13時より
6月11日(日)11−18時

■会場
①la kagu 2F soko 東京都新宿区矢来町67-2F ⇦当店はこちらにおります
②AYUMI GALLERY 東京都新宿区矢来町114
③AYUMI GALLERY CAVE 東京都新宿区矢来町114-B2
④セッションハウス・ガーデン 東京都新宿区矢来町158-2F
⑤セッションハウス・スタジオ 東京都新宿区矢来町158-B1
⑥工芸青花 東京都新宿区横寺町31-13 一水寮内

■入場料
1000円(出展者紹介・対談記事等掲載の小冊子付き)
・2日間共通+6会場共通(各会場の受付で御提示下さい)
・青花の会員は無料です(当日、会員証を御提示下さい)
・入場券は会場①−⑤の入口で10日の午前11時より販売します

詳しくは上記Facebookのリンク先か、こちらの青花の会骨董祭2017のページを御覧ください

アンティークと修復

2017年5月13日

fixing the chair #restoration #workshop #antiqueshop #nakameguro

ある飲食店さんで使っていただいている椅子を直しています

それはもう、普通ではありえないような壊れ方をしたりしていて大変です

しかし、ここまで使ってもらえるのはある意味嬉しくもあります

アンティーク、特にアンティーク家具に対する考え方は人に寄っていろいろあると思いますが、自分にとって古い家具は過去の遺物ではなく現在も一緒に生き続けている大切なパートナーのような存在です。

自分の何倍も生きている存在に対してパートナーというのは不遜でしょうか。まあ、おじいさんでも先達でも良いですが、大事なのは今現在を生きているということ。

美術館などに大事に陳列されるようになったらアンティークとしては終わりということです。

もちろん古い家具ですから、ものによっては気遣いが必要です。

椅子だったら日々、そばにおいて乾拭きしてやり、時々そっと座ってみる、そんな感じでも椅子は生きていると思います。

先にあげた飲食店で使うというのは正直ちょっと極端すぎますね。

でも、ちゃんと直せて使い続けられるのがすごいです。

ここに書いた考え方は自分の個人的な考えですが、しかしイギリスなどではクラシックカーでも日常的に使えるように修復して乗り回しているケースが多いように、なんでも動態保存が普通ですね。

ですから、自分の考え方もそんなに特殊ではないのかなと思います。

 

当店では仕事の一番大事な基盤を修復と考えています

これはもちろん見栄え良く飾るためではなく、お客様がストレスなくアンティーク家具との生活を楽しめるようにとの思いからです。

とはいえ手元を離れた家具をお客様がどういう風に扱われようが、それは自由です。それに対して物を申す事はありません。

時々、自分がなぜこの仕事をしているかということを思い出させられることがあるのです。

最近もそんなことがあったので文章にしてみました。

乱筆乱文失礼いたしました

 

 

スピンドルバックチェアを仕上げました

2016年10月21日

spindle back chair

いつまでも夏みたいな気候が続きますね。
昨日などは真夏と同じ格好で自転車に乗っていましたが、しっかり汗をかきました。
多摩川の土手を走っている時には、蛇が元気よく通り過ぎるのに遭遇しました
人間以外の生物も調子が狂ってしまうのではと心配になります
もっとも今日あたりは大分涼しく、これから急に寒くなるのかなと思うと、それはそれで寂しい気もします。

写真の椅子はギャラリーでご紹介済みのものですが、最近思い立ってレストアしたものです。
オリジナルのコンディションのままというのも良いのですが、べたつくような汚れがついたままだとお客様によっては購入に二の足を踏まれるかもしれません。ですので、ちゃんとクリーニングの終わった状態の椅子も見ていただけるようにしておこうというわけです。

spindle back chair

背もたれや座面などは、直接体に触れるところなので重点的に汚れを落としました
木味は落ちるどころか、よりはっきりしてくるのがお分かりいただけますでしょうか?

spindle back chair

これは真ん中の横棒(ストレッチャー)にピントを合わせました
アッシュ材独特のはっきりした木目が綺麗です

spindle back chair

これは正面のストレッチャー
足をのせがちなところなので、上部が磨り減っているのがよくわかります
少し下から写したのは、元の彫り込まれた溝が、こすれない下部には残っているのがわかりやすいからです
この辺の木目も楽しいですね。

今はクリーニングが終わったばかりなので、全体に少々ツヤが強くなっていますが、これは徐々に落ち着いていき、逆に使用中によく摩れるところはますます磨きがかかっていくと思います。使えば使うほど良くなるのがアンティークの強みです。

この椅子の詳しいデータなどは、ギャラリーのこちらをご覧ください

 from workshop 修復中の椅子から

2016年4月1日

rocking chair restoration

今回は修復中の椅子を色々な角度から見ていただこうという趣向です
すでにInstagram等で断片的にお見せしている写真もありますが、ここでまとめて詳しくご紹介します

 

上の写真が修復に取り掛かる前の状態です
座面は布張りになっていたのですが、座を支える骨組みが折れてしまったり釘でボロボロになっています
よく見ると、元の座面はラッシュというイグサの一種で編まれていたものであることがわかります
こういったカントリーチェアはラッシュ編みが普通で、骨組みにもその痕跡が残っています
過去のいずれかの時点で布張りにしてしまったのですね。

 

前回同様椅子を後ろから。二段あるストレッチャーの下の物は何故か裏側が平らです。これは割れて落ちたのではなく、材料節約の為に意図的に正面側だけちゃんと挽物加工したものと思われます。 chair from behind 2 #woodsaving #turner #stretcer

分解中に普段は見ない角度で椅子の前部を裏から見ています
面白いのが下側の横木(ストレッチャー)が部分的に平らになっているところです
これは後から欠け落ちたのではなく、最初から太さ(直径)が足りない木を使ってロクロ挽きしているのですね
普段目につかないところなので、材料を節約したのでしょう
こういう割り切りは結構目にします

 

rocking chair sledge

ロッキングチェアのソリの部分を外すためにひっくり返しているところです
この角度もあまり見ることはないと思います
なんか独特の、生き物のような存在感があります
長年の使用で木目が浮き上がっています

 

chair from behind #antique #chair #woodgrain

これも椅子の背もたれを後ろから撮ったもの
板の表面の凹凸がわかるように光の当て方を工夫してみました
一様に平らな面ではないことが見えます
機械製材ではなく、割り木などによる素朴な手作業で板にしたように思えます
ここでも裏側の下の方などは材料が足りない部分がありますね
裏だからいいのです(笑)

 

reconstruction chair

修復中の一コマ
分解して座面を支える骨組みを作り直しています
このように目に触れない部材はさらに大雑把に割っただけの木が使われています。
そこで新たに作り直す際もナタや斧を使ってざっくりと整形していきます。
座面を編んでしまえば見えなくなってしまうので、そこまでこだわる必要は本当はないのですが、なんかそうしないと気持ちが悪いのです。

 

rocking chair

汚れをテレピンで洗い、ビーズワックスで仕上げました
ニスやステインなどは使いません

 

最後にラッシュで座を編み上げます
本当は刈り取ったラッシュを何本か縒り合わせながら編んでいくのですが、さすがに国内で適当な材料が入手できないので、イギリスから持ってきた既に縒ってロールにしたものを使います。座面の見た目は変わりありません。

 

今回はちょっと違った視点から椅子の修復を取り上げてみました

 

いかがでしたでしょうか

 

 from workshop 可哀想な椅子

2015年10月17日

先日修復に持ち込まれたウィンザーチェアにはびっくりしました

何がと言ってその古い修理跡のひどさにです

何年か前にお客様が電話帳で調べて見つけた、椅子修理専門のプロという人に頼んだという話なんですが、、、

脚が抜けてしまうということでしたが、まず一見して気がついたのはプロポーションの狂い

使っているうちに狂ってしまったのかなと思ったのですが、修正しようとしても狂いが治らない

よく調べたところ、ジョイントを正しい向きで差し込まず、適当に突っ込んでいるので脚の角度やら何やらが出鱈目なのだとわかりました。

丸ほぞは角度を見ながら組まないと、おかしなことになります

おまけに、狂った角度のせいで入らなくなったところを削って無理やり突っ込んだり、機械打ちの釘を打ち込んで木割れを起こしたりと、もう修理というよりは破壊と言っても良い状態です。

そしてはみ出しまくった大量の接着剤の跡

技術的な稚拙さという点でも、仕事として人様にお金をいただくレベルではないのは明らかですが、僕が何より腹立たしく思うのは家具に対するリスペクトがまるで感じられないという事です。自分の仕事に対するプライドもまるで無い。

おそらく、その人は椅子の張り替えなどを専門にしている人だったのでしょう。残されたステープルから推測してもそんな感じです。

毎日数多くの仕事をこなさなくてはならず、とても余裕の無い状態だったのでしょうか

そんな時に、治すのが厄介な一品ものの古い椅子なんか持ち込みやがってと思ったでしょうか

しかし、その投げやりな修理のおかげで、およそ150年前の椅子が台無しになってしまったのです

おそらくその職人にとっては、椅子はただの飯の種で、仕事に愛着もなかったのかなと思います

最近いろんなところで、データ偽装やら何やら聞くので、日本人はどうかしてしまったのかと思っていましたが、どんなことでも、一つごまかし出すと延々と偽り続けなくてはならなくなるものです。

そんなほころびが目立つようになってきたということなんでしょうか

手仕事も一度ごまかし仕事をしてしまうと、ついつい繰り返すようになってしまうと思います

自分なんて別に正直者というわけではないですが、ごまかすのも下手だし、嘘をつき続けるのが面倒くさいと思うたちなので、なるべくごまかしは無しでという方向でやっていこうと思いますね。

実はいい加減な直しの跡を見るのは良くあることなのですが、今回はあまりにも酷かったのでついつい愚痴ってしまいました。

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 from workshop 汚れ落とし実演

2015年8月7日

cleaning yew wood

先日、ワックスを使った家具のクリーニングについて書きましたが、ご来店いただいたお客様に実演して見ていただきましたので、その時の様子をご紹介します。

上はウィンザーアームチェアの肘掛け部分です

黒っぽい汚れが見えますが、全体的にもうっすらと膜が張ったような状態で汚れています

最近のように高温で多湿な状態ですと、触ってもベタベタと気持ちの悪い状態です

cleaning yew wood

この写真の右半分先端方向が完全に汚れを落とした状態です

ビーズワックスを使って、先日のブログに書いたやり方でクリーニングしています。

最初の写真と同じ材料かと思うぐらい違いますね、ユーウッド(イチイの木)独特の薄紅色がかった色合いがきれいです。

同じ椅子の一本の部材で作られた肘掛けの右左ですから同じ材料なのです

さらにこの写真の左側は汚れを十分に落とさずにワックスをただ塗って布で拭き取っただけの状態です

一見綺麗なのですが若干くすんで見えますね。この状態ですとワックスの下に汚れを閉じ込めた状態なので、しばらく使っているうちに汚れがべたついてきます。

ですから、やはりワックスがけとしても不十分なやり方であることがわかります。

よく言うのですが、木味(パティーナ)と単なる汚れは違います

汚れを落として綺麗になった部分には古い木ならではの柔らかい色艶とスムーズな手触りがありますが、これが所謂パティーナなのです。

体に接しない部分など、あえて汚れを残して雰囲気を楽しむのもありなので、何が何でも汚れを綺麗にする必要は全然ありませんが、ワックスの本来の目的のひとつをご紹介させていただきました。

目の前でご覧いただいたお客様も納得されていたようでした。

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from workshop ワックスで古いワックスを落とす

2015年7月23日

cleaning chair

前回、ご紹介したカントリーヘップルホワイト・チェアですが、汚れを落とそうと少量のワックスを布につけて擦ってみたところ、かなり濃い茶色の汚れが布に移ってびっくりしました。通常は黒っぽい汚れが布につくぐらいです。

おそらく、不適切な方法で濃い色のワックスがかけられていたものと思われます。

考えられるのは一般的にアンティークワックスとして知られている、濃い色のワックスを塗りたくって拭き取りをきちんとしなかったケース。

こういうことがありますので、ワックスを過剰に塗ったり、塗ったまま放置して後で拭き取ったりというやり方は、絶対に避けなければいけません。 カーワックスと違いますので塗り置きをしますと、後からどんなに丁寧に拭いても十分に拭き取れません。 その拭き残しは体温で温められたりすると、溶け出しますので服に色移りをしたりします。 温めなくとも徐々に蒸発しますので、以前実験したところ白いプラスティックケースを置いておくだけでも数日後には色移りが発生しました。

これを防ぐためには、ワックスを塗ったら直ぐに徹底的に拭き取ること。 円を描くようにぐりぐりと、少々摩擦熱が発生するぐらいの力具合で擦り、布に何もつかなくなるまで拭き取ります。 ワックスの成分は本当に微小なコンマミクロン単位の薄い膜が形成されれば十分ですので、完全に拭き取ってしまってください。それでも必要な分は残ります。指で撫でてみて白い跡が付くようですとまだ不十分です。最後は木目に沿って乾拭きしましょう。

洋服などへの色移りが懸念される場合は、色のついたワックスは使わずに無色のものを使うことも大事です。 本当のことを言えば、常に無色のビーズワックスの使用がおすすめです。 木味が落ちてしまった家具に着色ワックスを塗って風合いをそれっぽくするのは邪道と考えましょう。

 

さて、話は戻って件の椅子は、着色ワックスが使われて色移りも心配な状態なのでした。 一度取り除いてリセットしなくてはなりません。

通常修復をする場合、仕上げを直すにしてもワックスをかけるにしても古いワックスや汚れを専用の薬剤で落としてから行うものなのですが、こういう場合、もうちょっとお手軽な方法もあります。 それが新鮮なワックスで古いワックスや汚れを落とすという方法です。

0番から0000番ぐらいの細かいスティールウールに、無色のワックスをたっぷりとつけて優しく擦り、汚れを浮かせて即座に布で拭き取ります。拭き取り方は通常のワックスがけと一緒です。時間はかかりますがスティールウールの代わりに初めから布に多めにワックスをつけて擦っても大丈夫です。 ただし、くれぐれも拭き残しのないように気をつけます。

通常ビーズワックスはそのままでは塗りにくいので天然テレピンを溶剤にしている事が多いのですが、これはその溶剤をクリーナー代わりにして汚れを落とす方法です。 この方法ですと、塗装面などを傷めずに効果的に汚れを浮かして取り除く事が安全に行えます。

常日頃、お伝えしていますようにワックスの目的は表面保護だけではなく汚れを落とす事も大きな目的なのです。

拭き取りの布に汚れがつかなくなったら終わりですが、念のために時間をおいて繰り返すと万全です。最後はきれいな布で乾拭きします 。

その後は、基本的に乾拭きを繰り返すだけで大丈夫です。

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from workshop とても古いロック

2015年7月9日

old lock

ロックといっても音楽の話ではなく錠前です

こちらはすでに売約済みのライティングビューローの引き出しに使われている鍵です

メンテナンスのために外しました

一見かなり古そうですね

19世紀以降の鍵は真鍮製であることが多いのですが、こちらは手作り感たっぷりの鉄製です

鍵をかけるために上下するかんぬきのバネは同じ部品から切り込みを入れて作られています

こちらも時代が下るとゼンマイのような素材で別体で作られるようになります

鍵の固定のために使われていた釘も、一つづつ手作りされたもののようです

こうなると、これが付いていたビューローも、思っていたようにかなり古いもののようですね

from workshop パーツ製作

2015年6月21日

パーツ製作、ほぼ完了の図 Almost done #workshop

Instagramにあげた写真です

この家具は当工房に持ち込まれたものです

家具の修理で欠損パーツがなくなってしまっている場合は、このように一から作り直すこともあります

色合わせが大変ではないかと思われますが、同じ材料を使えば、このようにかなり近いところまで合わせられます

この場合はマホガニーですが、どのような手順で仕上げられたかが見ただけでわかりますので、同じ手順を踏んで仕上げるだけです

もう少し微調整をすれば完成です

比較的楽しめる仕事なのですが、割には合わないので、時々持ち込まれるぐらいが良いなあと思います

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form workshop 椅子の分解

2015年5月30日

時に、椅子の分解だけなのに1日ではすまない事があります。

 

Instagramにあげた写真ですが、分解に苦労した椅子です

分解に苦労するほど、しっかりしていれば分解は必要ないと思われるでしょうが、そうはいかないのです。

背もたれのベースはしっかりついていたのですが、他のバーツ類がすべて緩んで、ぎしぎしとたわむ状態。

こういう時分解をせずに隙間から接着剤を流し込む人がいますが、そのような直し方では一月と持たないでしょう。

やはり一度分解して、古い接着剤を取り除いてから組み上げる必要があります。

少しずつ古い膠を溶かしつつ、壊さないように時間をかけて抜きました

この後、楔などを作り直し、もう一度膠で組み上げますが、こっからは比較的楽な仕事です