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ギャラリーにカントリーチェアを追加しました
一見古ぼけた椅子ですが、手元に置いて眺めるほどに良い椅子だなと思うようになりました
こんな風に、座面の一部が欠けていたりするのですが、それも個性だと思えるほど
考えてみれば一見完璧に見える人ってあまり魅力を感じたりしませんし、欠落の美というものもあるのかも
以前にも、よく似たデザインの椅子を仕入れたことがあるのですが、似ていても雰囲気は全然違うところがアンティークならではですね。
基本的に一品ものと思ってくださって構わないと思います
たとえ同時期に同じ工房で作られたものでも、使われた環境が異なれば違う風合いを帯びてきます
ご関心がありましたら、詳細データなどは、こちらのギャラリーページをご覧ください。写真も、もっとわかりやすいものを掲載しています。
久しぶりにウィンザーアームチェアが追加されました
椅子は一つ一つ掛け心地が違うものですが、これはかなり良いと思います
もちろん、人によって体格が全然違いますので合う合わないはあります
パブコーナーに置いていますので、ぜひゆっくり掛け心地をお確かめください
比較的リーズナルブルなお値段も、超円安のご時世に逆行してお得です
詳細データ等はこちらからどうぞ
Instagramにあげた写真ですが、分解に苦労した椅子です
分解に苦労するほど、しっかりしていれば分解は必要ないと思われるでしょうが、そうはいかないのです。
背もたれのベースはしっかりついていたのですが、他のバーツ類がすべて緩んで、ぎしぎしとたわむ状態。
こういう時分解をせずに隙間から接着剤を流し込む人がいますが、そのような直し方では一月と持たないでしょう。
やはり一度分解して、古い接着剤を取り除いてから組み上げる必要があります。
少しずつ古い膠を溶かしつつ、壊さないように時間をかけて抜きました
この後、楔などを作り直し、もう一度膠で組み上げますが、こっからは比較的楽な仕事です
背もたれが長い椅子ですね
とても古いマナーハウスのホールなどに置かれているのを見ます
1700年ごろの様式なのですが、正確な年代までははっきりわかりません
しかし、イギリスのウェアハウスで見つけた時には直感的に時代のあるものだと感じました
こう書くと当てにならない感覚のように思われるでしょうが、まあそうかもしれませんけど、何か正しいものに出会った時の感覚というのは意外と間違えないように自分では思います。
詳細はGalleryをご覧ください
背もたれの形からホイールバック・ウィンザーサイドチェアと呼ばれる椅子を2脚まとめて同じページにアップしました。
実は同時期に仕入れた同タイプの椅子がまだあるのですが、いずれも修復が必要なので済んだ物からアップしています。
どれも閉店するイギリスのウェアハウスの奥から掘り出してきた物なので、クリーニングに結構手間がかかりました
苦労の甲斐あって、美しい椅子に戻りました。
GalleryのCountry furnitureカテゴリーに追加しました
トップページの左上の写真をクリックしても直接移動します
よろしくお願いいたします
2脚ともに売約になりました
SOLDカテゴリーでご覧になれます