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センターテーブルですが、足元のストレッチャーが邪魔にならない形なので、普通に小さなお食事テーブルとしても使えます。
時代をはっきりと判定するのは難しいですが、古く質の良いオーク材独特の質感と色合いから19世紀以前のものなのは確かでしょう。
仕入れ元ではウェールズ由来の非常に古いテーブルと言っていました。
確かにウェールズの家具に多い赤みの強いオークがそう思わせますが確かではありません
17世紀以前のジョインドスツールなどに見られる、ホゾとホゾ穴のジョイントを木釘で固定するスタイルです。
堅牢な造りです。
各写真はクリックしていただくと拡大します
サイズは 57 x 63.6 cm 高さ 65cm
SOLD お問い合わせ商品番号 F2-59
後ほどギャラリーにも掲載しようと思いますが、とりあえずご紹介
レアなクリケットテーブルです
イギリスでも大変人気があるので、このような良品の仕入れは困難なことが多いです
この機会にぜひ
人気のあるプリミティブな子供椅子をギャラリーにアップしました。
こちらも元は三本脚だったものを四本脚に改造したようで、座面奥には元の脚の上部が残ったままになっています。
ここまで素晴らしい木味の椅子はなかなか目にしません。
半日かけて遠くの地方まで出かけて見つけた一品です。
収穫は多くはありませんでしたが、この椅子だけでも十分長距離ドライブが報われました。
よろしければ、こちらからギャラリーのページをご覧ください
ご売約になりました
スツールを二点ギャラリーに追加しました
上のスツールはウェールズ地方独特のシカモア材のスツール
裏面がしっかり轆轤で丸く加工してありますが、上部は元の木の形がそのまま残っています
ちょっと不思議な形ですが、典型的なものです
白っぽいシカモア材がとても綺麗です
詳細はギャラリーのこちらをご覧ください
SOLD
下のスツールは産地が不明なのですが、見た瞬間とても惹かれました
赤茶色のペイントが所々残っています
エルムのようなしっかりとした材質です
背もたれがあるのになぜスツールかと言いますと、元々スツールの形に背もたれがついたような作りのものをこう呼びます。
椅子の発展の歴史にスツールから椅子へと変化していく段階がありますが、一律に同じ時系列で変化していったわけではなく、住環境や使用目的により徐々に変わっていったと思われます。
この椅子は特に三本脚だった形跡がありますので、床が三和土だったりする農家のような家で使われていたのでしょう
夜は灯りもなく、唯一の灯りと暖をとる手段であった暖炉の前にスツールやこのようなバックスツールを持ち寄って過ごしていた生活が想起されます
座ってみると、なんとなく前かがみで火に手をかざすポーズをとりたくなりますよ(笑)
詳細写真などはギャラリーのこちらをご覧ください
こちらもご売約になりました。ありがとうございます
今回のウェールズの家具特集、おかげさまで大変好評をいただいております
暇を見て、一つずつご紹介していきますね
売れてしまった商品も多いのですが、期間中は引き続き展示させていただいております
こちらの椅子も売約となっております
なかなかお目にかけることも難しい逸品ですので、お時間ありましたら是非見にいらしてください
詳しい情報はギャラリーのこちらをご覧ください
他にも色々な商品が入荷しておりますので、よろしくお願いします
この椅子はとにかく重たいです。ずっしりと密度の高いオークが使われている上に、歳月を重ねてさらに収縮して硬くなっているのでしょう。
収縮の過程で座面などは不規則な割れが入っています。もちろん多少のヒビが入っても強度には何の問題もありません
木の密度が高いせいと長い間の使用による摩擦で、自然なツヤが見事です
ビーズワックスで汚れを落としたのみで、シェラックなどの仕上げは全く加えていません
二脚セットのうち一脚をとりあえずクリーニングしてみましたが、修復はまだです
足元など虫食いで若干の痛みもあり修復が必要な状態ですが、完全なオリジナルコンディションのものなので、どこに手を入れるか慎重に考えながら修復したいと思っています。
作業が終わりましたら、正式にギャラリーに掲載して詳細をお知らせしたいと思います
今回はとりあえずのお披露目ということでご容赦ください
カントリーチッペンデールチェア
ジョージアン時代 おそらく北部ウェールズのもの
オーク材